勉強しているのに成績が上がりませんと相談されました。自分の「学びのステージ」がどこにあるか把握してますか?
こんにちは。
JAPANくんです。
今日は、学びのステージについてお話します。
というのも、
よく受験生が「勉強をやっているのになかなか成績が上がりません」と言うんですね。
こんなことを考えたのも昨日の授業でこんなやりとりがあったからです。
生徒「この数学2の軌跡の問題95がわかりません。教えてもらえますか?」
J「なるほど。ちなみに94はわかるってこと?印がついてないけどー!(その生徒は「わからない問題」にまる印をつけていました)
生徒「えっとー。どうだろ。一応チューターさんに聞いたからいけると思うけどー」
J「(なんか自信なさそう)94がわかれば95は簡単だから一旦94やってみて!?質問したならいけるよね!!」
生徒「ちょっとやってみます。無理でした。」
そのあと「やっても覚えられないんです…」という一言が出てきたのでこの話をしました。
学習のステージには、段階があって、
1.知っている
2.わかる
3.できる
4.説明できる
例えばサッカーで例えると
サッカーをまず知らないことには、サッカーを上達することはできない。
→これをクリアするのが段階1「知っている」。
で、実際どうやったらいいかをコーチなどから教えてもらう。
→これが段階2「わかる」。
そのあと、教えてもらったことを元に何度も何度も反復練習する
→この結果段階3の「できる」にかわる。
最終的にできる人は、人に教えることができるようになる。これがコーチや監督。
→段階4「説明できる」
君は、段階2のわかる段階で止まっているね!
たしかに勉強時間としてはやっているけど、反復練習・復習の時間が足りてないんじゃない?
と聞くと。
実際、授業を受けて、わからないところを質問して終わりになっていました。
それで復習の計画を立ててあげました。
よかったよかった。
あとは、段階3の「できる」の状態を作るためにあえて、段階4の説明から入ることもできます。
友達に教えたり、それがしにくければ、一人で勉強しているときも、一行一行説明口調で、なぜそうするのかを確認しながらやっていくのです。
そうすることで、自分のわかってない部分が認識できます。
そうなれば、また調べて説明できるまでまた練習するのです。
これって、受験勉強だけでなく、社会人の資格の勉強とかにも役に立つと思うんですよね!!
なかなか学習の成果がでないと感じている人は自分の学習がどの段階にあるか意識してみてください!!
なんとなく撮った名古屋の朝の空。