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数学って何のために勉強するの?とか役に立つの?っていう声にJAPANくんが答える!!

 こんにちは。JAPANくんです。

 

今日は、なぜ数学を勉強しなければならないか考えてみることにします。

 

特に学校の先生をやってた時によく言われてたことがあります。

 

『先生!!数学ってなんのために勉強しないといけないんですか??』

 

若かったJAPANくん先生はなんとか子どもたちの思いに応えようとおもって色々調べました!

 

例えば、三角比は測量技術に使われている!!

 

sin・cos・tanを使えば簡単に校舎の高さなど測れる!!

 

という授業をして、実際に測量をやってみました!!

 

しかし!授業が終わったあとに1人の生徒がきて…

 

生徒「先生!今日の授業楽しかったけど…

 

CADあるやん?!

 

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http://labaq.com/archives/51845290.html より)

 

確かに、わざわざ三角比をつかって誤差だらけの測量をしなくても、今はコンピューターを使えばボタン1つでかなり正確な測量ができますもんね。

 

まだまだそれくらいではめげないJAPANくん先生は素因数分解を勉強した時にマナカなどの交通系のICカードの暗号技術として、ケタ数の大きい素数の掛け算が使われていることを熱く語りました!

 

おお!そんなに身近に数学が使われてるんですね!?

 

という声を期待していたのですが…

 

また生徒が授業後に

 

先生!僕、ICカードは使うけど、作る側には絶対にならないよ…

 

と、言われてしまいました…泣

 

そこで気づいたこと。

 

生徒にとって、数学が活躍されてる『事例』を話しても興味がなければ全く自分ごととして捉えられないということです。

 

僕は全くアメフトについて興味がないのですが、アメフトについて熱く語られても困ります。

 

確かに同じように、『こんなに数学使われててアツいでしょ?!』って言われても…

 

『お、おう。』

 

って感じですよね。

 

しかも、ダイレクトに数学を使う仕事をする人ってほとんどいないし。

 

だから、それ以来あまり、数学が使われてる事例をしゃべるのをやめました。

 

そして、『なぜ数学を勉強しないといけないか?』と聞かれたらこう答えるようにしています。

 

『したくなかったら、しなくてもいい。使うか使わないかと言われたら使う人は少ない。これは数学だけに限ったことではないんだけど、これからは知ってる知識を「活用」したもん勝ちな時代だから、数学を何に使うか?ではなく、どうやったら数学を使っておもしろいことができるかを考えた方がいいよ!』

 

と言うようにしてます。

 

何に使うか教えてもらって言われた通りのことをやる時代は終わりました。

 

これからは、既存の知識をどう活かせるか?

 

を考えましょう!!