【書評ブログ】往年の名著Dカーネギー「道は開ける」を読破する!【⑧多くの悩みを締め出すには】
こんにちは、JAPANくんです!
今日もカーネギーの「道は開ける」のレビューしていきます!
だんだん人間力が上がってきた(ような気がする)今日この頃です。
この本みたいなエピソードトークがたくさん準備できたら強いよねー。
今日もよろしくお願いします。
***
・カーネギー自身が幼少期に常に不安に襲われていた。「雷に打たれて死なないか」「世の中不景気だから貧しくて死んでしまうのではないか」「帽子をとると女の子に笑われるのではないか」などなど。
・ある日カーネギーは、自分が想定している「不安」は99%おこらないと悟った。
・8人に1人がなくなっているガンで悩むならわかる。でも、落雷でなくなる人はなんと「35万人に1人」である。大事なのは「平均値の法則」に基づいて自分の不安を客観的に判断すべきである。
・保険屋は、「人間は稀にしかおこらないことに気に病む」という性質を利用した商売である。
・「ゲティスバーグの戦い」という戦争に50歳から55歳の5年間行かなければならないとする。誰もが戦死を恐れて余生を楽しむことを考えたり、抱えている案件を早急に処理したりしがちである。しかし、「平均値の法則」に基づけば「50歳から55歳の通常の生活」の生存確率と「50歳から55歳のゲティスバーグの戦い」の生存確率はほぼ同値である。
・何か不安があるときは「平均値の法則からみて、まず起こりえない」と考えることで99%の悩みは吹き飛ぶ。似たような事例がないか「記録」を調べてみるのも良い。
<感想>
この章はとても興味ふかい。保険屋のビジネスモデルと同じなのが予備校の「志望校判定」だと思う。B判定というと聞こえはいいが、「同じ点数をとった人が6割合格したライン」なので去年のその模試でとった点数が同じ人が100人いたら60人受かって40人は落ちているということである。A判定でも20人落ちる。これで不安を煽り追加の講座をとらせたりする。
あまりに世の中はエビデンスをとらない人が多い気がする。本を読んでてなんども笑いそうになった。
・宝くじ
・住宅ローン
・とりあえず目的もなく進学する大学
などなど。
宝くじは計算すれば絶対損するのはわかる。高校数学の必修から期待値が外れたのが本当に残念。
とりあえず目的もなく大学行くくらいなら、金銭面だけでいうと大学に行かずに働いた方がいい。日本の平均初任給は約300万円。何も目的なく4年間通うと就職した場合に入ってくるはずの300万×4年=1200万が入ってこない上、私立大学の学費4年分約400〜600万まで上乗せされる。
なにも目的なく大学に進学した場合の時間や費用のコストは大きい。
簡単な中学数学くらいの内容で計算すればわかることなので、きちんと検証して不安を取り除いて楽に生きていきたい。
明日地球がこなごなになって宇宙のちりになって消えたら
プリズムみたいなおしゃれして最低!って言って寝込んでやる
〜でんぱ組inc「あした地球がこなごなになっても」〜