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学習指導要領や教科書から見る。日本の教育の歴史【基礎・基本の時代】

こんにちは。JAPANくんです。

 

今回も日本の教育の歴史についてみて行きましょう。

 

日本の学習指導要領はこれまでで大きくわけて8回大きな改定がありました。

 

 ちなみに学習指導要領とは?(文部科学省HPより)

全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。 これを「学習指導要領」といいます。

つまり地域による教育内容にバラツキが出ないように、国が定めたカリキュラムで、約10年に1回改定されます。

 

今回は、『基礎・基本の時代』の教育内容について見て行きましょう。

 

前回の内容をご覧になってない方はこちらをご覧ください。

 

学習指導要領や教科書から振り返る。日本の教育の歴史。【教育の現代化編】 - 大学受験と数学とわたし

 

 前回お話した『教育の現代化』によって教育内容がこれまでに類を見ないほど高度でいわゆる『落ちこぼれ』つまり学校の内容についていけない子どもたちがが多数出てきてしまいました。

 

そこで、当時のアメリカが提唱していた『back to basic』の考え方に基づき、「ゆとりと充実」の教育が行われたのです。

 

あれ?

 

なんか違和感あった人いませんか?

 

そうです。

 

『ゆとり』

 

ということばです。

 

「ゆとり」というと今の20代後半くらいの人のことを指して『ゆとり世代』とか言ったらします。

 

どちらかというとネガティヴな意味で使われるケースが多い気がしてるのですが。

 

実は本当のゆとり教育は昭和56年ごろからはじまっていたのです!!

 

つまり、今の40代後半〜50代前半の方も厳密にいうと『ゆとり世代』なんですね。

 

そんなことはさておき。話を戻しましょう。

 

このころから、数学の教科書に挿絵が増えたり、教科書の最初の方に単元と関係あるトピックが登場したりするようになります。

 

現代化の時に、集合を使って全てをリンクさせようとしていたのも廃止になり、必要な時に適宜、集合を用いるという形に落ち着きました。

 

いかがだったでしょうか。

 

ようやく現代に近い形になってきましたね。

 

次回に続きます。