朝活で、稲盛和夫さんについての話を聞いて感じた経営と受験勉強の共通点とは。
こんにちは。JAPANくんです。
今日も朝活にいってきました。今日は中島さんという投資家の方の話を聞いてきました。
中島さんは学生時代から株式投資をしていて、証券会社で就職します。
学生時代からそこそこ株式投資で利益を上げていたので、どんな株がこれから上がるか下がるかというのはなんとなくわかる。
お客様に喜んでもらえるようにポートフォリオ(株の買い方の組み合わせ)を提案しよう!と意気込んでいました。
しかし!中島さんが働いていた会社の方針としてその月の『ノルマ商品』というのがあり、会社が指定する株を一定のノルマ数売らないといけないことになっていました。
ノルマ商品がこれから上がりそうな「いい株」だといいんですが、10個中2個くらいしか「いい株」はなかったそうです。
それでも『お客様のために』働きたかった中島さんは、会社と戦いながらなんとか営業成績全国でも上位になります。
でもやっぱりモヤモヤ感は拭えず。
ある日。
もともと起業したい思いがあった中島さんはふと思ったそうです。
『株なら、自分の好きなこと全部できるぞ』
中島さんは、アニメと歴史が大好きで株なら大好きなアニメの会社を応援したり、歴史で学んだ組織論などを使いながら社会のために働ける!と思い株式を扱う会社を立ち上げたそうです。
中島さんの会社はこちら。
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そんな中島さんが経営破綻したJALを立て直した稲盛和夫さんの話をしてくれました。
稲盛和夫氏は、京セラやKDDIの創業者で、徹底的なリーダー教育(道徳教育)とアメーバ経営(部分別採算性)を取り入れて会社を大きくしてきた、いわゆる『経営の神様』です。
「腐ったJAL」を立て直すことができれば苦境に立たされている日本企業が「JALでできるなら俺たちもできる」と奮い立ってくれる。
JALが潰れれば3万人の人が職を失う。JALの立て直しは大義である。
という哲学の下、3年間無報酬でJALの再建にあたられたそうです。
硬い企業体質のため、なかなかはじめは理解されず総スカンをくらってしまったこともあったようですが、人間教育を徹底し、アルバイトであっても役員であっても経営している当事者意識を植え付けようと試み続けました。
結果、1人2人と理解者が増えていき2年半で経営破したJALを2年半で再上場させたそうです。
「大義」のために無報酬で引き受けるところがかっこいい。かっこよすぎる。
「誰かのために」という思いは原動力になりますからね。
受験生のみなさん、今は勉強はくるしいかもしれない。でもなんのために勉強しているかというと理由の1つに「人助けをするため」というのがあると思うんですよ。
医療知識のある医者に診てもらいたいですか?
医療知識のない医者に診てもらいたいですか?
人間性はあることは大前提として、もちろん知識のある人に診てもらいたいと思う人が多いと思います。
そう、知識があるとそれだけで人を救うことができるのです。
だから、目先のことだけでなく自分は『こういう人を助ける自分になるために勉強してる』という視点ももつとより勉強がはかどるかもしれませんよ!!