小学校って何!?知っているようでしらない、小学校とは何かについて調べてみた!
こんにちはJAPANくんです。
今日は日本では義務教育である小学校について、調べてみました。
日本では、子どもは小学校に行く権利があり、親は学校に通わせる義務がある。
というのは有名な話ですね。
まずは、小学校の定義を調べてみます。
小学校は「学校教育法」によると以下のように定義されています。
(ブログ編集部補足)第二十一条 義務教育として行われる普通教育は、教育基本法 (平成十八年法律第百二十号)第五条第二項 に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。一 学校内外における社会的活動を促進し、自主、自律及び協同の精神、規範意識、公正な判断力並びに公共の精神に基づき主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。二 学校内外における自然体験活動を促進し、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。○2 前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。
※学校教育法より引用。
小学校の教育はあくまで「基礎」なんですね。学力の育成だけが目的でなく、「規範意識」や「自然を尊重する精神」「我が国と郷土を愛する態度」なども教育目的の中に入っているんですね。
一点だけ引っかかった部分があって、
職業についての基礎的な知識と技能、勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うこと。
これって、小学校教育のどの部分なんだろう?
ていうか一番引っかかるのが「勤労を重んずる態度」という部分です。
勤労を辞書で調べてみると
「勤労:賃金をもらい、一定時間ある仕事をすること。勤めに骨をおること」
と書いてありました。
つまり、小学校は「起業家」「投資家」は育成せず、「労働者」を育成するしかもそれを「重んじる」教育をする機関という表明をしていると読み取れないこともないですね。
お勤めをして働くことを否定しているわけではありません。
働きかたというより、何のためにはたらくのか。
という部分がとても大事だと思うんです。
japankunno-suugaku.hatenablog.jp
このブログでも書いたんですが、職業はあくまで手段であり、目的ではないと思うんです。
夢としての職業がきまってないとダメみたいな価値観を植え付けているのも、このように法律で定められているからかもしれませんね。。。