砂糖を溶かす実験で気づいた環境の大切さ。成功の法則。
こんにちは!
JAPANくんです。
今日は、理科実験教室の授業をしててふごくビックリしたことがあるのでシェアします。
JAPANくんは、現在理科実験教室の講師と予備校の講師が主なお仕事になっています。
理科実験教室は、幼児と小学校低学年が対象です。
でんじろう先生的な感じというとイメージが湧きやすいかもしれませんね(^-^)
米村 でんじろう先生は、1955年2月15日 生まれ。日本のサイエンスプロデューサーとして活躍していて、サイエンスショーの企画、書籍の監修やテレビ番組の出演や監修、実験装置の開発などを手がける方です。実は元都立高校の物理教師ということで元教師という点ではJAPANくんと一緒ですね。。笑
さて。
今回は小学1年生の授業で『100gの水に砂糖はどれだけ溶けるか?』という実験をしました。
金曜日クラスは3人
土曜日クラスは5人です。
内容はまったく同じことをするんですが、ちょっとびっくりすることが起こったんです。
ビーカーに水を100g入れて、砂糖を少し入れてかき混ぜて、砂糖が見えなくなったらまた入れてというのを繰り返します。
ちなみに砂糖はだいたい20度の水に190gくらい溶けます。
砂糖を入れすぎたらとけ残りが多くなって正しい結果が出ない可能性があることは伝えました。
すると…
金曜日チームはとても慎重派が多くてチマチマ入れていました。
結局時間内で100gの水に対して90gほどしか砂糖を入れられず…
実験がうまくいきませんでした。
みんな失敗がこわくてちょろちょろしかいられなくて、僕が『もっと入れていいよ!』と声かけしてもそんなに変わらず。
って感じでした。
ところが。
土曜日クラスは。
まったく同じように説明して実験を初めてもらったので、みんな最初は金曜日とおんなじようにチマチマ入れていました。
やばい。
今日も実験終わらないかなー。
と思ったとき!
1人の男の子が、もういいや!!
って叫んで
ダバダバダバダバダバダバ…
と砂糖を山盛りたくさん入れ始めたのです。
すると……全部溶けた。
それを見ていた周りの子は目が点。
そして、彼を呼び水にしてみんなが一斉に砂糖をたくさん入れだしたのです。
すると!!
5人とも100gに200gくらい砂糖の溶けた飽和水溶液をピタッと時間内に作れたのです!!
僕はこの授業をしていて『ファストペンギン』の話しを思い出しました。
ファストペンギンの話とは、ペンギンの群れの話でインベスターzにも出てくる話です。
こちらがわかりやすいかも。
簡単にいうと群れの中でたくさんの魚を得ようと思ったら勇気を出して、怖いけど1番最初に流氷の中に飛び込まないといけない!ってことです。
そして、1匹目が飛び込んだら2匹目、3匹目と次々飛び込んでいくので1匹目がいろんな意味でホントに重要。
1匹目になるためには、『勇気』だけです。
彼の姿をファストペンギンに重ねつつ、僕もどんどんチャレンジしていかないとなー!!と思いました(^-^)