理科実験教室の講師をやってて、早期教育の大切さを感じた話。
こんにちはJAPANくんです。
今日は、いつも授業をさせてもらってる理科実験教室のお話をさせていただきます。
いま幼児・小学生向けの理科実験教室でも講師をしているのですが、子どもたちは理科実験大好きですね!
いろんな知識を知りたい欲みたいのがすごく強い。
かなり主観的な意見だけど、幼児・小学生の頭がやわらかいうちに、「理科はたのしい!」とか「数学っておもしろい!」みたいにいろんな価値観にふれて心理的なハードルを取り払っておくことってすごく大事だとおもう。
それなしでなんとなく中学生・高校生になって、理科や数学はむずかしい計算ばっかりで面白くない!つらい!みたいになっているような気がする。
そうならないためにもっと小学校のうちからたくさん実験とか体験活動とかをさせていくのが良いと思う。
たしかに学校現場では授業時数の確保や安全性などの観点からむずかしいかもしれないですが…
あと一番多いのが教員の専門性の問題が大きいかもしれないです。
これはネガティブな意味でとらえないでほしいんですが、今の小学校教員で理系出身の割合ってかなり低いと思う。
小学校の教員免許がとれる大学の多くが文系学部ですからね…
まあ、文系の方たちは児童心理などを専門的に学ばれてきたと思うんですが、ぶっちゃけ「理科めっちゃとくいデス!!」とか「算数まかせてください!」みたいな人はすくないと思う。
だからやっぱり民間委託でもいいので、どんどん理科実験教室とかプログラミングとか理系科目の心理的ハードルをさげる授業をしたほうが良いと思う!
今回は、中学の理科の教科書にかならずのっている「オオカナダモ」の呼吸と光合成の実験をやりました!
植物も呼吸していることの証明をする実験です。まず試験管にBTB液を入れて緑色にしておきます。これをこのようにアルミホイルでつつんで放置しておくと…
植物が吐き出した二酸化炭素によって緑色だったBTB液が黄色になります!(二酸化炭素が水にとけると炭酸水になり弱酸性をしめします)
また光合成で二酸化炭素が消費されることを見る実験もやりました。
あらかじめ、BTB液に自分の息(二酸化炭素)を吹き込んでおいて黄色くしておきます。
その試験管を日光のあたるところにおいておくと、1時間ほどで緑色になります!
結果を見てみんなびっくり!
歓声があがります。
世の中にもっと理数好きな子どもたちがふえたらいいと思います。