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受験生に読んでほしい!藤井聡太くんに学ぶ本質。『何のために』それをやるのか?

こんにちは!JAPANくんです。

 

今日は、史上最年少プロ棋士の藤井聡太くんから、学んだことをシェアします。

 

中学生でプロ入りを果たしたのは史上5人目で14歳2か月で四段に昇進したのは加藤一二三の14歳7か月を62年ぶりに更新する最年少記録だそうです。

 

彼は名古屋大学教育学部付属中学校という自由な校風がウリの国立中学に在学中です。

 

ちなみに名古屋大学教育学部付属中学校は、かなり特殊な入試を実施していることで有名です。検査Ⅰは筆記試験ですが、いわゆる一点刻みの一問一答の試験ではなく「学校の勉強がどれだけわかっているか?」というところが問われています。

 

例えばどういうことかというと

 

過去の入試問題で「高架をつくるメリットを2つ書きなさい」とかそういう問題が出るわけです。

 

ほかにも、「塩と砂がまざってしまいました。塩だけ取り出す方法を書きなさい」とかこれまで勉強したことを組み合わせて情報編集する力が必要ですね。

 

きちんと仕組みや理屈・存在意義などがわかっていないと答えられないですね。

 

検査Ⅱはデータの読み取りからの意見文です。例えば「愛知県の交通事故による死傷者数」のデータを見てわかることを述べたあと、「個人や国・行政が交通事故防止のために取り組めることを書きなさい」というような問題が出題されます。

 

日頃から、いろいろな社会事象にたいして課題意識がないといけません。

 

検査Ⅲはグループ活動です。例えば「与えられた地図を見て、コンビニを立てるとしたらどこにするか?グループで話し合ってきめなさい」というような問題です。

 

協調性や発信力、発想力などがかなり問われます。

 

ただ、校風はかなり自由です。好きなことを好きなようにみんなで追求しています。生徒会主催の生徒総会で「制服が必要か?」とかを真剣に議論して先生たちに意見をぶつけたりしています。

 

そういう校風の学校に通っていることもあり、「なぜ?」「なんで?」みたいなことに藤井くんはきちんと意識を持っています。

 

彼は、もちろん現在も将棋づけなんですが成績も学年トップクラスだそうです。将棋でいそがしいので宿題はほとんどしないそうです。

 

でも学年トップクラスです。

 

ここに彼の強さがある気がします。本当は宿題って「学校でやった内容の知識の定着」のためという意味合いが強いと思うんです。

 

でも現状生徒たちの中には、「おこられるからやるもの」とか「やれと言われたからやる」とかそういうモチベーションの人が多い気がします。

 

先生たちも「出さないとばつがわるいから」みたいな人もいると思います。

 

本来は「学校でやった内容の知識の定着」が目的のはずなので、知識が定着しているならしなくてもいい。実際結果も出している。

 

という状況ならやらなくて良いと思うんです。

 

全然別の話題ですが、中学受験をする子どもの夏休みの宿題を代行するサービスとか結構はやっているみたいですね。

 

出さないと「内申」が下がる。でも受験のために行ってる塾の課題をこなすためには、宿題をやっている暇はない。。。。

 

みたいなニーズがあるみたいです。

 

こういう話を聞くたび、もったいないなーと思うし、「宿題絶対やらないといけない!」という感情論に動かされている人がいまだに多いんだなー

 

と思っちゃいます。

 

感情論や「常識」にとらわれず、合理的に判断していくぞ!

 

と強く思うのでした。