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小学校中退。新聞で文字を覚えた詩人『鳥居』さんをあなたは知っていますか?

こんにちは。

 

JAPANくんです。

 

今日は詩人の『鳥居』さんについて紹介したいと思います。

 

たまたまTwitterでこの記事を見つけました。

「施設の新聞で字を覚えた少女」が絞り出す歌 | 読書 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

正直にいうと、最初はセーラー服でかわいい感じの女の子が写ってたんでまた新しいアイドルかな?

 

くらいで思ってました。

 

しかし!タイトルが『「施設の新聞で字を覚えた少女」が絞り出す歌』となっていて頭に??が浮かびました。

 

よくよく読んでみると……

 

なんじゃこれ?!

 

すごい苦労してるやん!この人!!

 

と目頭があつくなりました。

 

しかも。

 

この人はアイドルだから、制服を着ていたわけではなくきちんと理由があって制服を着ているのです!!

 

まずは『鳥居』さんの簡単なプロフィールを紹介しましょう。

 

2歳で両親が離婚。

 

小学五年生のときに母親が他界。

 

施設に預けられる。

 

施設での職員からのいやがらせ。

 

そんなときに図書館である詩人の詩に出会います。

 

体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ

 

この詩を読んで『短歌面白い!!』とワクワクしたそうです。

 

学校に行かず、拾った新聞で字を覚えて独学で短歌を発信するようになりました。

 

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それが出版社の目に留まり、本を出版。

 

現在は、いろいろな心の闇を抱えている方々に短歌を伝えたり、講演活動をしているそうです。

 

セーラー服を着て活動しているのも『小学校中退』だと夜間小学校みたいな学びなおしの場に通えない法律らしく、それも含めて社会に訴えかけるためだそうです。

 

鳥居さんを知って思ったこと。

 

日頃、教育業界にいてなかなか気づきませんが、学べるってありがたいんだなぁーって思いました。

 

学びたくても学べない人がいる。

 

世界規模で見たらホントに沢山の人が学びたいのに学べない。

 

だから、勉強なんかしたくないー!!とか言ってるやつは、しなきゃいいと思うんです。

 

サッサと働いて誰かの役に立つシゴトをすればいい。

 

お金を稼いで、家族を金銭的に助ければいい。

 

そう思うんですよ。

 

あとは、鳥居さんみたいに『何かのため』がんばってる人ってかっこいいなと思ったし、人生どんな状況でも這い上がれるんだと強くおもいました。